LBD

Kalilinux
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lbd (Load Balancer Detector) は、Kali Linuxに標準で含まれているロードバランサ検出ツールです。

ロードバランサ:webサイトへのアクセス集中に備えて、アクセスを複数の(同コンテンツの)サーバーに割り振って負荷分散を図る装置です。
主な機能は以下の3つです。
  ①アクセス分散
  ②サーバ状態の監視
  ③サーバ障害時に他サーバへの自動切替

実行

上記を例に取り上げます。

1 表題部

最初の3行が表題部で、false positive(偽陽性)有り得ると注意書きがあります。

2 DNSロードバランス

DNSロードバランスのチェック:結果は ”FOUND” となっています。

ここでは計6つのアドレスが検出されています。

これはDNS解決の段階(道案内の段階)で、接続先のサーバを振り分ける仕組みで、これがFOUND(有り)となっており、実際に6つの振り分け先が検知されています。

この6つへ順に(ラウンドロビン方式)或いは、負荷の少ない順に(最小コネクション方式)振り分けられます。

2 HTTPロードバランス

HTTP [server]

HTTPサーバの種類(Apache, Nginx, ECSなど)が複数種類あるかどうかを調べます。

複数種類あれば、サーバも複数あることになります。

ここでは “NOT FOUND” となっています。

この例では ‘gws’ の1種類のみとなっています。(サーバの種類は複数ではなく1種類なので、 “NOT FOUND” です)

gws :google web server

HTTP 2026/08/10

複数サーバがある場合に、各サーバの持つ時計の微妙なズレを(応答ヘッダーのタイムスタンプを見て)検知します。

には、 “NOT FOUND” となります。

今回の例では “NOT FOUND” です。

HTTP [diff]

webページ内容を比較します。ここでは “FOUND” となっています。

サーバ群はコピーしてあるので全く同じ内容のはずですが、それでも生じる微妙な違いを検出して、結果複数のサーバがあることを見抜きます。

微妙な違いを検出出来る = サーバが複数ある = ”FOUND” となります。

サマリー

最終行にサマリーとして、このサイトではロードバランサが見つかり、その根拠はDNSが複数あることと、HTTP[Diff](ページの違いが検出できること)であることが示されています。

まとめ

lbdは、webサイト内のロードバランサの有無を偵察するツールです。

注意点としては、lbd検出は推測ベースです。

最近のWebサイトではロードバランサが Server ヘッダを書き換えたり、バックエンドの応答を統一したりするため、lbd だけでは判定できないケースも少なくありません。

などが複雑に組み合わされているため、誤検出(False Positive)や見逃し(False Negative)が起こり得ます

そのため、curl -I を複数回実行してレスポンスヘッダを比較したり、dig でDNS応答を確認したり、nmap で公開サービスを調査したりして、複数の情報を組み合わせて判断するのが一般的です。

ヘルプ

kali ー 01-Reconnaissance ー Web Scanning ー lbd

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