vimからの緊急脱出

linux初心者の皆さんは、ターミナルで画面で ” vim ” と打ってしまって、

こんな画面が出てきてどうしていいか分からなくなったことはありませんか？

私はあります。（しかも複数回）

画面には ” 終了するにはq ” と書いてありますが ” q ” を入力しても何も起こりません。そもそも一体ターミナル画面は何処に行ってしまったのだろうと何回途方に暮れたことか…

ここから緊急脱出するには ” :q ” と入力します。決して ” : ” を忘れてはいけません

注：　キーボードが初期設定のままの場合、 ” : ” の位置は日本語キーボードの表示と異なっています。日本語キーボードの ” L ” キーの右隣 ” + ” の位置（Shift + ” ; ” ）がデフォルトの ” : ” になっています。

vimの基本事項

vim(又はvi)はテキストエディタであり、これを用いて各種設定ファイルの修正を行います。vimが起動するとターミナルの黒い画面一杯をvimが占拠してしまいターミナルの画面は隠れてしまいます。そしてターミナルのコマンドが通用しなくなり、vimの特殊なコマンドしか受け付けなくなります。

あまり詳しくは書きませんが（そもそも多くを知らない）, ” i ” 又は ” a ” のコマンドで挿入モードになります

画面の左下が、” –　挿入　– “となっているのがその目印です。このモードではテキストの編集ができます

次に ” Esc ” キーで元のモードに戻ります。（元のモードをノーマルモードと言います）

さらに ” : ” でコマンドモードになります。このコマンドモードでは、

を行います。冒頭の “:q “は実は、まず ” : ” でコマンドモードにして ” q “で終了するという2つのコマンドの組み合わせです。

gvimはvimのGUI版です。

コマンド類もvimと同じです。全く同じ作業ができる（かつ結果も同じ）なので、GUIに慣れた人であれば、最初からこの環境で作業する方が良いかと思います

vim画面からの緊急脱出方法は ” :q “