最近kali-linuxの ” sudo apt update ” が出来なくなった問題と、その解決方法についての報告です。
update出来ない問題
いつものように ” sudo apt update ” とすると、エラーとなります。

こんな感じです。 ” key 827C8569…. ” を失っている。などと書かれています。
2周間ほど放置して様子みていましたが、一向に解決しません。
しかもラズパイ5でもラズパイ4Bでも、全く同じ症状で一向にupdate出来ません。
解決方法
” apt update ” についてマニュアル類をあれこれ調べたりしましたが、10日ほど調べても埒が明かず、結局、公式サイトに解決方法が書かれているのを発見しました。

理由は、Kaliリポジトリ用の新しい署名キーを作成する必要があったためとのことです。
新しいキーは手動でダウンロードしてインストールする必要があるそうです。
実行
それでは解決してみます。まずは書かれている通りにキーをゲットします。
sudo wget https://archive.kali.org/archive-keyring.gpg -O /usr/share/keyrings/kali-archive-keyring.gpg

これで新しいキーをゲットできました。
症状は解決するはずです。
検証
” sudo apt update ” は成功しました。

まとめ
update出来ない問題と、その解決方法の紹介でした。
なぜ新しい署名キーが必要なのか?の説明
公式の説明です。日本語訳はAIに機械翻訳させました。
<Googleデフォルト>
これはあなただけでなく、全員にとっての問題であり、完全に私たちの責任です。リポジトリの署名鍵にアクセスできなくなったため、新しい鍵を作成する必要がありました。同時にリポジトリを凍結しました({2025年4月}18日金曜日以降更新がなかったことにお気づきかもしれません)。そのため、まだ影響を受けた方はいません。しかし、今週中にリポジトリの凍結を解除し、新しい鍵で署名しました。ご不便をおかけして申し訳ございません。
<chatGPT>
Kali Linuxのパッケージは、セキュリティと整合性を確保するために署名されています。しかし、最近のセキュリティ監査で、現在使用している署名キーに関する問題が発見されました。そのため、Kaliチームは新しい署名キーを導入することを決定しました。
<Claude>
これは全ユーザーに影響する問題で、完全に私たち(Kali Linux)の責任です。リポジトリの署名キーへのアクセスを失ったため、新しいキーを作成する必要がありました。同時に、リポジトリを凍結({2025年4月}金曜日の18日以降、更新がないことに気づいた方もいるでしょう)したため、まだ誰も影響を受けていません。今週、リポジトリの凍結を解除し、新しいキーで署名します。
*GoogleのGeminiには「翻訳できません」と言われてしまいました。ガイドラインに引っかかるのかも。
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