Skipfishでサイトの診断

Kalilinux

skipfishは、googleで開発されたWebアプリケーション診断ツールです。

これで自分のサイトを診断してみます。

最近立てたばかりのラズパイ4B上のサイトです。サイトの中身は何もありません。

raspberry pi 4B 5
apache2

起動

kali ー 03 Web Application Analysis ー skipfishで起動

skipfish

ターミナルが起動してヘルプ画面が立ち上がります。

skipfish help1
skipfish help2

保存先フォルダの指定

最低限の必要なオプションは、調査結果を保存するフォルダの設定です。

ここでは ” reports ” というフォルダ(Linuxではディレクトリと呼びます)を作り、保存先に指定します。

フォルダは空のフォルダを用意します。

下記コマンドで、まずはフォルダ(ディレクトリ)を作成します。

mkdir reports

” reports ” フォルダが作成されました。

キーワードファイルの作成

サイトから集めてきたキーワードを書き込むファイルを作成します。

ここでは ” keywords ” というファイルを作成しました。

” keywords ” ファイルが作成されています。

keywords

ちなみに、予めファイルを作らずに実行するとこのようなエラーが出て怒られます。

error

skipfishの実行

以下のコマンドで実行します。

skipfish -W キーワードファイル -o 保存先フォルダ 調査したいサイト

以下のコマンドで自分のラズパイ4Bサイトを調査しました。

skipfish

中身の無いサイトなので数秒で完了しました。

普通のサイトでは(規模にもよりますが)数分以上かかります。(中止は ” Ctrl + C ” )

実行結果

ターミナル

ターミナルには概要が表示されます。

result 1

保存先フォルダ

保存先フォルダ(ディレクトリ)の中にはこのようなファイル群があります。

” index.html ” ファイルを、ブラウザで開きます。(右クリックでブラウザで開く)

reports1

ブラウザで開いた結果。

何しろ中身の無いサイトなのであまり見るべき結果がありません。

reports2

それぞれをクリックすると詳細が表示されます

reports3

キーワードファイル

キーワードファイルは2つに増えています。

keywords1

” keyword.old ” ファイルは旧ファイルのコピーであり、中身の無いファイル。

” keyword ” ファイルの中身は以下の通り、サイトから収集してきたキーワードが記録されています。

keywords2

14語が記録されています。

まとめ

skipfishの使い方について概説しました。

今回は中身のないサイトの診断でしたが、実際には各種の脆弱性を診断してくれるようです。

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