parrotには最初はzshが入っていません。デフォルトのシェルはbashです。
kaliのデフォルトのコンシェルジュはzshなので、kaliとシェルを揃えるためにparrotのシェルをzshにしてみます。
しかしparrotには最初はzshが入っていないので、まずはこれをインストールします。
zshのインストール
まず下記のコマンドで現在のシェルを確認します。
echo $SHELL
![shell](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040110.png)
現在のシェルはbashです。
続いて現有のshellを確認します。parrotには最初からはzshは入っていません。
cat /etc/shells
![shells](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040102.png)
そこで続いてzshをインストールします
sudo apt install zsh
(parrotの場合はsudoを宣言する場合、パスワードを要求されます)
インストール後、zshの存在を確認します
cat /etc/shells
![shells](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040103.png)
シェルの変更
シェルを変更するコマンドchshにユーザー名(この場合はpi)を指定します。
chsh pi
![chsh](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040104.png)
ここでパスワード入力します。(ログインパスワード:デフォルトでは ” parrot ” )
![chsh](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040105.png)
次に希望するシェルをパス指定します。
/bin/zsh
![chsh](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040106.png)
これで設定は完了です。
シェル変更の設定を有効にするため、再起動します。
再起動後シェルを確認します
echo $SHELL
![shell](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040107.png)
シェルはzshになっています
シェルの変更:その2
別な方法として -s オプションを使えば上記を一度に行えます。
chsh -s シェルのパス ユーザー名
![chsh -s](https://joenoji325.com/wp-content/uploads/2023/04/2023040108.png)
これでもOKです。(パスワード入力後、再起動で設定が有効になります)
まとめ
シェルのインストールと変更の仕方について解説しました。
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