フィッシングメール8種類目が届きました。
今回はAmazonとVpassを混ぜた文面となっています。
メール本文
Amazonなのかvpassなのか、よく分かりません。
思わず笑ってしまいます。
フィッシングサイト
下記に ” .com ” を付けたものです。
924oabsf.xyz
このドメインはCMANでIPアドレスを調べることが出来ます。
shodanによる情報
shodanによると、サイトの位置は東京となっています。
Censys
Censysでも東京で一致しています。
警察庁のレポート
フィッシングに関連する情報として:
警察庁のサイトに2023年9月21日付で、令和5年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等についてと題するレポートが上がっています。
このレポートからフィッシングメールについての部分(12〜15ページ)をご紹介。
2023年上半期のフィッシング報告件数
フィッシング対策協議会によれば、53万804件(前年同期比で8万722件増加)で、右肩上がりで増加中とのこと。
フィッシングでかたられた企業等は、クレジットカード事業者、EC事業者を装ったものが多くを占めた。
ウチに来たのもAmazonとVpassばかりです。(今回はとうとうその2つが合体してしまったけど)
ネットバンキングにおけるフィッシングの実態
不正送金事犯による被害は、2月以降被害が多発しており、発生件数は過去最多の2,322件、被害総額は約29億9,600万円である。
被害者の年齢
被害者の大部分は個人であり(96.8%)、そのうち40代から60代の被害者が約7割を占めている
40代〜60代の方、ご注意を
フィッシングの方法
フィッシングの方法では、電子メールによる誘導が61%、SMSによる誘導が12%である
40〜60代の方がメールを使う頻度が高いということかも知れません。
クレジットカード不正利用の情勢
一般社団法人日本クレジット協会の「国内発行クレジットカードの不正利用被害の実態調査」によると、クレジットカード不正利用被害額は平成25年以降増加傾向にあり、令和4年の被害額は、436.7億円と過去最悪となった。
令和5年第1四半期(令和5年1月~同年3月)の被害額は121.4億円であり、前年同期比(令和4年第1四半期(令和4年1月~同年3月))では21.3%増加している。
まとめ
メールのリンクは迂闊にクリックしないようにしましょう。
特に40~60代の方、ご用心。
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