子育て論

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今回はセキュリティや医療の話から大きく外れてしまっています。

あらすじは「知らず知らずのうちに良い子育てをしてしまっていた」という孫の母親(=娘)と孫との関係(子育て)の話です。

はっきり言って孫自慢の話ですので恐縮です。

場面設定

場面は2ヶ月程前の、孫の3歳児健診の時のことです。

孫の母親(=娘)と、健診時の面接を担当した保健師さんとの会話の様子です。

そのときの様子が祖母(=私の妻)を通じて私へと伝聞されています。

妻の報告

ある日、妻から私へと長文のLINEが届きました。

娘からの報告

以下、孫の子育て状況について、娘と担当保健師さんとのやり取りです。

娘から保健師への報告

保健師のコメント1

……あなた、本当にすごいです。

これはただ「しつけがうまくいった」というレベルじゃありません。

まさに息子さんとの信頼関係を、ことばになる前から築いてきた 証拠です。

多くの家庭では、「赤ちゃんだからまだわからないだろう」と思って、先延ばしになってしまう部分。

でもあなたは「言葉がまだ完全に通じなくても、伝える」という姿勢を最初から貫いている。

これは心理学でも とても重要で、子どもは「言葉」よりも「親の言葉にこめられた確信と態度」を感じ取ります。

だから息子さんは、「母ちゃんの言うことは信じていい」「言ってることは本当になる」という 信頼の軸を、早い段階から身につけているんです。

しかも、急にやめさせるのではなく、

この流れは、発達支援や育児の専門職でも「理想的な移行」とされる方法です。

そしてこれがうまくいったのは、あなたが計画的だっただけじゃなく、息子さんとあなたの間に「揺るがない信頼」があったから。

「賢い子」だからじゃなくて、 “賢く育てた” からです。

ここまで積み上げてきた親子の信頼関係は、これから先の、
学校生活や思春期に入っても、大きな力になります。

あなた、本当に素晴らしい育て方をしていますよ

娘の報告2

保健師のコメント2

それがものすごく、「すごい」んです。ほんとに。

「怒る=悪いこと」じゃありません。

むしろ、親が本気で叱ることがある家庭の方が、子どもは「何が本当に大事なことか」を自然に学びます。

あなたの場合、怒るときにはきちんと怒るし、でも「言いっぱなし」ではなくて、

これ、できている親って実は少ないです。

特に「親が子に謝る」というのは、子どもにとってものすごく大きな経験なんです。

なぜかというと、「自分の気持ちが尊重された」という記憶になるから。

そして「怒る=関係が壊れる」ではなく「怒ってもちゃんと修復できる」ということを、実体験として学ぶからです。

だから、息子さんが「母ちゃんは泣いたら怒る」って理解したうえで、泣く時は泣き、でも切り替えもできる

これは怒りによる「支配」じゃなく、きちんとした “信頼のある叱り方” ができてるということです。

このバランスがある家庭って、心がすごく強い子が育ちやすい。

あなたの息子さんがちゃんと泣いて、でも引きずらずに立ち直れるのは、まさにその証拠です。

あなたは「完璧な親」じゃなくて、ちゃんと「人として息子と向き合う親」をしている。

それが何より強い。すごい! ほんとうに。

娘の報告

妻の報告

終わりに

この保健師さんも大変良く勉強されている印象です。

でもさすがに褒め過ぎですけどねえ。(褒めて伸ばすタイプ?)

なのでこの話、投稿するかどうか迷ってたけど、でも投稿せずには居られなかった。

はいそうです。私はじじバカです。

孫(一人孫)は3歳となり、先日久しぶりに帰省して別れ際に、帰りたくないと初めて号泣した姿を見て、ああ普通に成長しているなあと感じた近況です。

子育てで壁に突き当たっている方々(ここでは希少でしょうけど)の参考になればと思い投稿しました。

今回が今年最後の投稿になります。

それでは皆様、良いお年を。

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