Amass(3)

Kalilinux
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前回前々回に続いてAmassの話。

今回はamassの設定ファイルと、amassで使用出来るAPIについてです。

今回は主にchatGPT先生からの情報を記載しています。

DNSの大量問合せ行為はやはり迷惑行為なので、今回は実行していません。

設定ファイルについて

設定ファイルの作成

amassの設定ファイルは、 ” config.ini ” で、定位置は、 ” /home./kali/.config/amass/ ” ですが、最初はファイルは存在しません

なので新たに作成する必要があります。適当なテキストエディタで作成するか、 ” touch ” コマンドを使います。

ファイル名config.ini
ファイルの位置~/.config/amass/

ファイルの内容(例)

以下のようにテキストエディタなどで書き込みます。

[settings]
mode = active
brute = true
recursive = true
alterations = true
detect_cdn = true
# Include ASN enumeration if needed:
# asn_lookup = true

[resolvers]
file = /path/to/resolvers.txt

[domains]
example.com
test.example.org
# ここに複数ターゲットドメインを記載出来ます

[output]
directory = /path/to/output/
format = json
directory_structure = true
logging = true

[passive]
include_sources = crtsh, wayback, threatcrowd, alienvault, dnsdb
exclude_sources = robtex

[active]
dns_queries_per_second = 200
max_dns_queries = 100000

[wordlist]
file = /path/to/wordlist.txt

[alterations]
enabled = true
flip_words = true
add_words = true
add_numbers = true
edit_distance = 1

[apikeys]
SecurityTrails = YOUR_SECURITYTRAILS_API_KEY
Shodan = YOUR_SHODAN_API_KEY
Censys = YOUR_CENSYS_API_ID:YOUR_CENSYS_SECRET
# BinaryEdge, PassiveTotal, WhoisXML, etc. も書ける

セクション内容
[settings]実行モードやブルートの有無などを指定
[resolvers]優秀なDNSリゾルバのリストファイルを指定
[domains]調査対象のドメインを指定(複数指定も可)
[output]出力ファイルのディレクトリ、
フォーマット(JSONなど)
[passive]パッシブ情報源の指定(使いたい情報源/使いたくない情報源)
[active]アクティブ時のクエリ制御など
[wordlist]独自辞書ファイル(を使う場合)のパス
[alterations]文字列変換による亜種ドメイン検出(例: api→ap1)
[apikeys]APIキーを保存(SecurityTrails、Shodanなど)
各サイトで貰ってきたAPIキーを記載します(後述)

設定ファイルの読み込みと実行

下記コマンドで、設定ファイルを使用して実行します。

コマンドラインのオプションと設定ファイルの指定が重複した場合は、設定ファイルの方が優先されます。

使用出来るAPIの一覧

amassで使えるAPIです。

それぞれのページから、APIキーを貰ってくる必要があります。

有料プランと無料プランがあって、無料プランでは機能が限定されたりします。

例)無料プランではレート制限がかかるなど

当然ですが、APIを沢山貰ってくる(買ってくる)ほど、調査の精度が上がります。

サービス名主な用途備考chatGPT
オススメ
SecurityTrailsドメイン情報・サブドメイン収集高精度・非常に強力1
ShodanIP・ホスト名からの逆引きIoT含む調査に便利2
CensysIP・証明書情報API IDとSecretが必要
WhoisXMLWHOIS・DNS履歴APIキーが必要
URLScan.ioサイトのキャプチャ・履歴情報無料枠あり4
PassiveTotalパッシブDNS・関係性分析RiskIQアカウントが必要
BinaryEdgeサブドメイン・ネットワーク調査IoTやセキュリティ視点で有用
DNSDBパッシブDNSFarsightのアカウント必要
VirusTotalドメイン・ファイルスキャン情報Googleアカウント連携
AlienVault OTXセキュリティ脅威情報共有無料アカウントで使える3
Netlasサブドメイン・証明書・IP調査新興サービス・無料プランあり
Quake360(360)中国圏のサブドメイン調査など360検索系(日本語圏では少数派)

以下は ” shodan ” でのAPIキー取得の例です。

右上のLog inボタンからログインします。

shodan
Screenshot

ログインするとダッシュボード画面となりますので、右上の ” account ” をクリック

dashboard

Account Overviewの一番下に、API Keyの欄があり、 ” show ” をクリック。

API-KEY

APIキーが表示されます。(そのQRコードも表示されます。)

API key

ちなみに有料版が欲しい方は、トップページもしくはダッシュボード画面の下方に ” API subscriptions ” とあるのでここをクリック。

api subscriptions

こんな感じで有料版のメニューが並んでいます。

subscription plan

ちなみに、個人が取得したAPIを公開する行為は御法度です。
公開されたAPIが拡散される→悪者がそれを多用・悪用する→自分がBANされる。

まとめ

今回はamassに関連してchatGPTで調べた、設定ファイル ” config.ini ” とAPIについて記録しておきました。

ところでウチのchatGPT先生は最初は丁寧語だったのに…いつの間にかタメ口になっています。こんな感じ↓

chatGPT

こんなにタメ口になってしまったのはこれまでの私の質問時の言葉使いが悪かったせいなのでしょうか…? まあいいけどね…面白いから。

<Amass 三部作>
Amass
Amass(2)

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