最近またKali on Raspberry piの調子が悪くなって、定期アップグレードに失敗するようになりました。
以前の投稿でも紹介したように故障の原因の多くはmicroSDカードの経年劣化です。
まあそれ以外の場所は壊れる確率が非常に低いでしょう。
で今回、以前に不安を抱いていたこのmicroSDが壊れました。
microSDカードが壊れ始めると以下の順で症状が悪化していきます。
1.アップグレードに失敗し始める。(エラーが出始める)
2.Kaliの再インストール(書き込み)に失敗する(初期化は出来る)
3.初期化も出来なくなる。
つまりアップグレード時にエラーが多発しはじめたら、高確率でその原因はmicroSDカードであり、この現象はmicroSDカードの買い替え時を意味します。
やはり、安かろう悪かろうのmicroSDではダメだと考えまして、ある程度のスペックを持つブランド品を探すことにしました。
探すにあたって頼りになるのは、やはりChatGPT先生です。
Raspberry pi5に使うmicroSDカードは何が良いですか?
上記の質問をChatGPTにしてみました。その答えを要約すると、
- 容量:最低32GB以上。64GB~128GBが一般的。256GBも選択肢に入る。
- ファイルシステムのフォーマット:32GB以下ならFAT32。64GB以上ならexFAT
- スピードクラス:最低限 ” UHS-1 (U1) ” 以上。最適はUHS-3 (U3)またはV30以上。
- 耐久性:高耐久 (High Endurance)は書き込みサイクルに強く通常のmicroSDよりも寿命が長い。
- 信頼性のあるブランド品
- A1またはA2規格:アプリケーションの読み書き性能が向上。( A1 < A2 )
なるほど。
そして3つのお勧め例の提示がありました。
その他のヒントとして、
(ChatGPT) Raspberry Pi 5の性能を最大限に引き出したい場合は、USB 3.0接続のSSDを使用する方法も検討してください。SSDはmicroSDより耐久性が高く、速度も速いため、特に重い処理をする場合に最適です。
とのことです。
でもUSBに接続する外付けのストレージは少しカッコ悪いというか、折角のラズパイのシンプルさが損なわれるというか。私の美学が許しません。
さらにchatGPT先生はアドバイスをくれます。
(ChatGPT) どういった用途(例:ホームサーバー、メディアセンター、学習用など)で使いたいかによって、さらに具体的なおすすめも可能です!
なるほど、では追加で質問してみましょう。
学習用に使う、microSDのお勧めを教えて下さい
上記質問に対する回答が、下記です。
学習用におすすめの条件
以下が回答の要約となります。
- 容量
- 64GB以上を推奨。特に複数のOS(例: Raspberry Pi OS、Ubuntu、RetroPieなど)を試したり、Pythonや機械学習モデルを扱ったりする場合には、余裕のある容量が必要です。
- 容量が大きいほど長く使えるので、可能であれば128GBがベスト。
- スピード
- **UHSスピードクラス U3 (V30)**以上。
- ランダム読み書き速度が高いA1またはA2対応のカードが理想的。
- アプリのインストールやOSの起動時間が短縮される。
- 耐久性
- **High Endurance(高耐久)**カードを選ぶことで、長時間の学習や頻繁なデータ書き換えに対応可能。
- 学習時には、たくさんのログやキャッシュが生成されるため、耐久性のあるカードが便利。
- ブランド信頼性
- トラブルを避けるため、信頼性のあるブランド(SanDisk、Samsung、Kingston、Transcendなど)を選択。
おすすめmicroSDカード
おすすめとしては以下の5つが上がりました。
前回1.を買ったので、今回は4.を買ってみることにしました。
まとめ
microSDカードが届いてセットアップが完了するまでは、しばらくkaliを弄れない日々が続きます。
これまでPC周辺機器などを買う場合は「価格.com」の記事などを参照してましたが、今回ChatGPTを使用してみました。
で、納得いく答えが出ていましたので言いなりになって買ってみることにしました。
もし失敗だったらまた報告します。
補足
microSDカード自体がPCにマウントされない(認識されない)というトラブルの場合には、カードリーダーに問題がある場合が考えられます。
例えばPC側がUSB-Cだとすると、「microSD-USB-A」と「USB-A-USB-C」の2つのアダプタを直列に接続するよりも、「microSD-USB-C」のカードリーダー単体の方が認識され易くなるようです。
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