外付けWi-Fiアダプタ ” AWUS036ACU (ALFA 802.11ac AC1200 MU-MIMO USBアダプター) ” を、Kali linux on Raspberry pi 4Bで使えるかの検証の為購入しました。
本稿ではまずは動作確認します。
Amazonで4000円台でした。
PCにUSB接続してルータなどのアクセスポイントと無線接続を行うこの商品については「無線LAN子機」「ネットワークUSBアダプタ」などと様々な名前で呼ばれていますが、本稿では「Wi-Fiアダプタ」または「外付アダプタ」、或いは単に「アダプタ」と呼称します。
まずはWindowsPCで動作確認
PCは、DellのInspiron14 3000シリーズです。(2018年購入:3462)
6年前なのでマシンの動作もすっかり遅くなってしまってます。
通信時は中央のWi-Fiマークの下のインジケーターランプが緑色に点灯します。
ドライバのインストール
- AWUS036ACUを組み立ててUSB3.0ポートに差し込み
- www.alfa.com.twよりドライバを入手
- windowsにドライバをインストール
- 再起動
環境によっては自動でインストールしてくれるのかもしれません。
Windowsのことあまり詳しくないので、ここらへんはスミマセン。
この時点で ” ネットワーク接続 ” を開くと、既に内蔵のwifiから外付アダプタに自動的に切り替わっていました。新たな接続は「Wi-Fi2」と名付けられています。
Qualcommが内蔵の方で、Realtekが外付です。前者には❌がついており、後者のみで接続されていることが分かります。(拾っている電波は前者のものが自動的に引き継がれていました。)
AWUS036ACU外付アダプタに内蔵されているチップセットはRealtekの ” RTL8812BU ” なので、 ” Realtek ” と表示されています。
ちなみに2つ同時接続もできました。
内蔵Wi-Fi(Qualcomm)の速度
外付アダプタ(Realtek:AWUS036ACU)の速度
2.4GHzの電波ではスピードはあまり変わりませんでした。
次に外付アダプタの拾う電波を5GHzに切り替えます。
AWUS036ACUはWPA3暗号方式には対応していないようです。よってWPA2で接続しています。
5GHzの電波に切り替えるとスピードが上がっています。
ちなみにルータは、BUFFALO WSR-3200AX4Bです。
Buffaloルータの電波は ” -A- ” が5GHz、 ” -G- ” が2.4GHzです。
とりあえず、Windowsにおける動作確認は出来ました。
(参考)同じ部屋からMacBook Air (M2)の内蔵で繋ぐと以下の通りとなりました。
<PR>
まとめ
とりあえず今回は前フリとして、まずはWindowsでまともに動作することが分かりました。
次回から、Kaliにてこのアダプタの動作を検証します。
続編はこちら:Kali on ラズパイでのマネージドモードでの検証です。
続々編はこちら:Kali on ラズパイでのモニターモードでの検証です。
コメント