kaliのGUIが起動しない問題

Kalilinux

ある日突然kali linux起動時にGUIが起動しなくなりました。

CLIでのログイン

ある日突然、起動するとこのような画面になってます。これから先に進みません。

今まで出ていたGUIのログイン画面が出ません。

よく見ると、CLIのログイン画面です。

そこでIDとパスワードを順次入力すると、ログインは普通に出来て、そのままシェルが立ち上がります。

ということは、GUIのみが起動時に立ち上がっていないということ。

最初から全部インストールし直すのは嫌だなあ。またなるかも知れんし。

ということであれこれ試行錯誤を始めました。

解決の試み

あれこれ関係ありそうなツールを強制再インストールしたりしましたが、

ちなみに強制再インストールのコマンドは下記

sudo apt install –reinstall インストールしたいツール

結局 ” startx ” コマンドだけでGUIが普通に立ち上がることが判明しました。

startx

最初に ” startx ” とやると、GUIが立ち上がりその後は今まで通り普通に使えます。

2023/7/19追記 上記コマンドではXの立ち上がりが不完全な場合があり、デスクトップの壁紙やマウスポインタが正常に表示されない場合があります。この場合は下記コマンドで解決するようです。

sudo startx

2023/7/28追記  ” sudo startx ” でしかGUIが立ち上がらなくなってしまった。立ち上がった後はルート権限になっています。しかもシェルは ” bash ”
 やっぱり再インストールかなあ。

起動時設定

ということは、何らかの理由で、起動時の設定が変更されてしまい、” startx ” (かあるいはそれに相当する初期コマンドやスクリプト)が実行されなくなったのが原因でしょう。

起動時の設定を変更すれば、完全に元に戻りそうです。しかし下手に設定変更するとかえって藪蛇になってしまうので、これについては調査中です。

まとめ

kali linuxでGUIが立ち上がらなくなったら、とりあえず ” startx ” という所までが分かりました。

2023/8/14 追記: 再インストールした状態ではGUIでログイン出来ます。その状態で再起動を繰り返してもGUIでログイン出来ます。しかしアップグレード作業を行うと漏れなくGUIログインが出来なくなってしまいます。複数回確認しましたがいずれも同じ現象になります。
” systemctl ” で起動サービスを調べてみてもlightdmのログインGUIサービスのstatusは、アップグレード作業前後での変化は無いようです。
7月から後のアップグレード作業で起こった新たなバグなのかもしれません。バグフィックスされるのを待つのが賢明か。
それまでは ” startx ” で耐えるかあ。

2023/8/29 追記: この現象、 ” tty1 ” の文字が見えますが、 ” tty1 error ” として有名なもののようです。 ” tty1 error ” で検索すると、解決方法が検索出来ます。(但し英語)
しかしこれらの解決方法では、ラズパイ上の今回の問題は解決出来ないようです。

2024/4/16 追記: 結局この問題は解決していません。ラズパイ5を買ってkaliを入れたら、これはまともにGUIが立ち上がっています。

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