前回、一般ユーザーkaliは、sudoというグループに所属ということでしたが、一体どのようなグループがあるのかを調べて見ました。
ユーザー が所属するグループの調べ方
現在の自分の状況を調べるコマンドは、
id -a
現在のログインは、一般ユーザー ” kali ” ですが、その状態でこのコマンドで調べると、
上記結果となります。この解釈は、
- uid=1000(kali) : 自分(kali)のユーザーID=1000番
- gid=1000(kali) : メイン(プライマリ)で所属しているグループ名は、 ” kali ” で、そのグループID=1000
- groups= 以下がサブ(セカンダリ)に所属しているグループ : この中のID=27番に ” sudo ” グループがあります。
結局、一般ユーサー ” kali ” は、全部で19のグループに所属しています。
ちなみにparrotでは以下の9グループに所属しています。
(parrotでのデフォルトのログインユーザー名は ” pi ” です。
全グループを表示する
グループの一覧は、/etc/groupにあります。
cat /etc/group
非常にたくさんのグループ(約90)が設定されており、概ねグループID順に並んでいます。(150番未満の数が順に並んでいるところに、900番以上の数が所々に割り込んでいる感じ)
ID=27に” sudo ” グループがあります。その次の ” x ” はパスワード(マスクされています)。その次はグループID(=27)。その次は所属するユーザーです。
sudoグループにはkaliが所属していることが分かります。
ちなみに、全ユーザーの一覧は、/etc/passwdにあります。
まとめ
自分の所属するグループを調べるには ” id -a “
グループ一覧表示は、 ” cat /etc/group ”
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