自宅の固定電話の着信は、以前は99%までが迷惑電話でしたが、最近は99.9%が迷惑電話になってしまったのでとうとう廃止することにしました。
家族(妻)が、変な詐欺に引っかかってもいけないので。
今回はその経験譚です。
準備
まずは、固定電話番号の届出先を一つずつ変更。銀行、クレジットカード会社、その他多岐に渡ります。(まだ多分全部は変更出来ていないです。)
知人へは今年の年賀状から電話番号の記載を止めています。
職場へは新年度の切り替え時に変更の有無を聞いてきたので、廃止を届け出ました。
固定電話廃止
回線の契約はドコモ光、プロバイダは某プロバイダです。
ドコモ(151)に固定電話解約のお願いの電話をすると、廃止時に一旦接続が切れるので再接続が必要で、その際にプロバイダの接続情報が必要とのこと。
まあ、何とかなるでしょうとそのまま固定電話の解約を決断しました。
前回の開通時の作業から5年半が経過しています。
ネットで調べてもみんな簡単そうに繋いでいるし、まあ大丈夫だろうと思っていました。
そして電話機を外して(外さなくてもいいんだけど)待つこと10日ほどで解約の日を迎えました。
で結局、丸2日間も再接続できずに悪戦苦闘しました。
ドコモからレンタルしているゲートウェイの3つの機能(ONU+ルータ+電話回線)のうち、ルータ+電話回線の機能が停止され、ONU(光モデム)機能のみになるとのこと。
こんな感じです。
(旧)ー ゲートウェイ(ONU – ルータ1) ー 無線ルータ2 ー PC・スマホ・その他多勢
(新) ー ONU ー 無線ルータ2 ー PC・スマホ・その他多勢
ちなみに無線ルータ2は自分で用意したBuffalo WSR-3200AX4Bです。
- ルータ1のIPアドレスは、192.168.1.1
- ルータ2のIPアドレスは、192.168.11.1 (Buffaloのデフォルト)
上記のうちルータ1が消滅します。
ネットに再接続
ところが、再起動したり、工場出荷時に戻したり、LANケーブルを(断線してるかも知れないので別のケーブルに)繋ぎ直したりしても、IDとパスワードを入力する画面にどうしても辿り着けませんでした。
で、結局2日後にドコモのサポート( 151 )にまた電話する羽目に…。
電話で事情を話すと、
- プロバイダやルータのメーカーに問い合わせて自力で解決する
- ドコモネットトータルサポートに加入する
のいずれかを選択せよとのこと。
2のドコモネットトータルサポートにこの場で加入したらこの電話ですぐにやり方を教えてくれるとのこと。
やはり今の時代、ネットが無いと非常に不便なことを思い知らされていました。オンライン会議の参加予定も変更しなければならないし。
これ以上不便な思いをするのは懲り懲りなので、その場でトータルネットサポートの加入に同意しました。
ドコモネットトータルサポートの料金:1ヶ月500円ですが、最初の1ヶ月は無料。(つまり1ヶ月以内に解約すれば無料です。)
最初にゲートウェイの種類、ルータ2の種類とその状況を聞かれました。(電話の向こうでもそのマニュアルを見てくれます)
その後ルータ背面の設定スイッチを” AUTO ” から ” MANUAL ” に設定せよとのこと。(つまりAUTOではダメということです)
その後あれこれ電話で指示を受けながら、スマホから設定を行っていくと、プロバイダ情報の設定画面に辿り着きました。
プロバイダ側のIDとパスワードを入力し、無事接続完了。
ルータの設定状態
細かい手順は忘れましたが、後日の控えとして現在のルータ2の設定状態について記録しておきます。
まずブラウザから192.168.11.1で、ルータの管理画面にログイン。
この画面が出たら、右下の詳細設定へ
左のInternet欄:
ルータ背面のスイッチを ” MANUAL ” にしておくとこのような画面となります。( ” AUTO ” ではなりません)
PPPoE欄:プロバイダとの接続設定はここにあります。(図では ” Internet@start ” と言う名称になっています)
設定ファイルの詳細:
ユーザー名はメールアドレス形式で、パスワードはプロバイダから提供されたパスワードです。
このように設定を済ませておいて、
ステータス ー システムの、INternet ー 操作の欄が、
画像では「停止」となっていますが、これが「開始」となっているはずなので、ここをクリックして、しばらく根気強く待ちます。
画像で「停止」と出ているのは、現在は接続されているけどここをクリックすると停止することが出来ると言う意味。「開始」となっていればその逆の意味です。
まとめ
結局、ルータ2にプロバイダの接続情報を設定する必要があったみたいです。
それまではその情報は上流のルータ1が持っていたけど、それが無くなってしまったからその設定をルータ2でやり直したということでした。
結論から言うと、自力でも惜しい所までは到達していました。
注意事項としては、
- プロバイダID名はメールアドレスの形式にすること
- あとは辛抱強く接続が確立するのを待つこと
でした。
以上、後日の為の覚え書き。
最後に、ドコモのネットトータルサポートは侮り難しです。
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