ラズベリーパイ ( Raspberry Pi ) 4Bを買ってきて組み立てました。その手順のご紹介。
組み立ての大まかな流れ
- 必要物品を買い揃える
- ラズパイのセットアップ
- ケースに入れる
- microSDカードを入れる
- 電源と周辺機器の接続
必要物品を買い揃える
まずはラズパイは単なる基盤だけなのでケース(筐体)が必要です。
以下必要物品を列挙します。
- ラズパイ4B本体:搭載メモリが2GB版、4GB版、8GB版があります。
- ケース(筐体)
- 電源(スイッチ付きが便利だと思います。スイッチが無いと電源コンセントを抜いたり差し込んだりがスイッチ代わりとなります)
- micro SDカード:ラズパイのストレージとしてこれを利用します。8GB以上が推奨されています。
- キーボードとマウス(USB接続)
- モニターとHDMIコード(ラズパイ側はmicroHDM接続I)
- オプションで冷却装置(ヒートシンクと冷却ファン)
これがラズパイ本体:基盤が剥き出しになっています。8GB版アマゾンで2万円台でした
TRASKIT製のケース及び電源のセット:アマゾンで約2千円でした。
左から電源コード(スイッチ付き)、中央上が冷却ファン、中央下がヒートシンク、右がケースです。
ラズパイのセットアップ
3カ所にヒートシンクを貼り付けます
ケースに入れる
ケースは床板、筐体、天井板に分かれます。
まず床板の上にラズパイ本体を乗せ、筐体を組みます。
次に冷却ファンを接続します。赤コードが左上のピン、黒コードがその2つ隣のピンです。
(GPIOのピン番号で言うと、赤が2番、黒が6番です)
これで5V駆動の毎分12000回転となります。
GPIOピン番号を赤1番、黒6番にすると3.3V駆動となり毎分8000回転となります。冷却力は落ちますが、より静かになります。(推奨ではこちらとなっています。私は冷やすのが好きなので12000回転としていますが、これは確かにややうるさいです)
(2023.11.19追記) 一夏の間、kaliとparrotでそれぞれ8000回転(赤1ー黒6)で運用してみましたが、冷却には問題ありませんでした。現在は8000回転で運用しています。欠点は静かなのでOSのshut down後の、ハードのスイッチの消し忘れが発生することです。
天井板に裏からファンをはめ込み、天井板をセットした所です。
冷却ファンの向きはネームプレートがある方が内側(下向き)です。
microSDのセット
microSDカードはラベル面を下向きにして、床板近くの差し込み口から差し込みます。
microSDカードを引き抜くのが難しい時:
引き抜くのが困難な場合は、カードを左右に小刻みに揺らしながら引き抜くと、うまく引き抜けます。
電源と周辺機器の接続
電源コード、キーボードとマウス(USB接続)、モニター(HDMI接続)を順次接続します。
白が電源コード、黒がmicroHDMI、キーボードとマウスは無線なのでレシーバーが一個USB3.0の上段に差し込まれています
これで電源ONで起動します。もし起動しない場合はmicroSDカードの差し込みが甘い可能性があります。しっかりと奥まで差し込んでください。
microHDMIの差し込み口は2つあって、kaliはどちらに差し込んでも可ですが、parrotは向かって左側(つまり電源のすぐ右横)のみ可です。
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まとめ
ラズパイ4Bの組み立てについて解説しました。
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