今回はkali linuxで継続的に行うアップグレードのメンテナンスについて
kali linuxはローリングアップデートという仕組みで日々更新され続けています。
なので、まめな更新作業が必要です
A 習慣的に行う作業
ターミナルから上記3行を順に入力して作業します
コマンドを簡単に説明すると、
最初のsudoは、一般ユーザーが管理者に成り代わって行うという宣言
次のapt ( Advanced Pakage Tool の略) はソフトウェア同士の依存関係を考慮に入れた統合パッケージ管理コマンド
3フレーズ目のupdate は既存のソフトウェアのうちアップデート可能な情報を探してくる作業(情報のみのダウンロード)
upgradeはそれを実行する作業(ソフトウェア本体のダウンロードとインストール)
autoremoveは、(依存関係から外れて)不要になったパッケージの削除
この3作業を定期的に(例えば毎日とか毎週とか)行います。
B 時々行う作業
2のkali-linux-largeは拡張パッケージです。これをインストールします
3は、年4回のディストリビューション更新時のアップグレード
どのくらいの間隔でメンテすればいいの?
特におすすめの間隔というのはないようですが、kali自体はほぼ毎日更新されているようです(ローリングアップデート)
私はターミナルに慣れる意味で頻繁に更新しています
kali linuxは年4回ディストリビューション更新を行なっていますので、3ヶ月経つと次の更新が来てバージョン番号が上がります
kali linuxのバージョンを知る方法
cat /etc/os-release でosのバージョン情報を見ることができます
VERSION= ” 2023.1 ” となっており、2023年の4回のメジャーアップデートバージョンのうちの1回目(冬版:概ね2月頃)となっています
又は、下記コマンドで ” VERSION ” の行を抜き出して表示させます。
grep VERSION /etc/os-release
202x.2が春版(概ね5月)、202x.3が夏版(概ね8月)、202x.4(概ね11月)が秋版となります。
まとめ
kali linuxのアップデートの方法と、バージョンの確認の仕方でした
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