kaliとparrotツール比較(08 Exploitation Tools)

Kalilinux

kaliと parrotのデフォルトのツール比較。 ” 08 Exploitation Tools ” 編。

今回は第2階層のうち ” 08 Exploitation Tools ” の内容を調べます。” 。(parrotでは04番目です)

08 Exploitation Toolsの分類(parrotでは04)

Kaliの分類

kaliには頻用ツールのみで、この下層の分類はありません。

kali

Parrotの分類

parrotの場合は分類が7項目あります

parrot
01Database Exploit
02Exploit Search
03IPv6 tools
04Metasploit Framework
05Payload Generators
06Social Engineering
07Web Applications

以下、parrotの分類の内容について調べます。

(01) Database Exploit

以下の7ツールです。

parrot1

(02) Exploit Search

内容は ” pompem ” のみの1ツールです。

parrot2

(03) IPv6 tools

以下の37ツールが含まれます。

parrot3

(04) Metasploit Framework

内容は以下の3ツールです。

parrot4

ここは分類名が、kaliのツール名 ” Metasploit Framework ” と同じです。(略称:MSF)

Metasploit Consoleは、Metasploit Framework内で使用する操作画面(コンソール)です。

armitageはMSFと接続して使用するGUIツール。

msfvenomはMSFのモジュール(MSF上で使用するツール)の1つ。

ちなみにMSFは非常に多くのモジュールを持っています。

” venom ” は ” 毒 ” の意味。

(05) Payload Generators

内容は以下の3ツールです。

parrot5

payloadとは、攻撃相手サーバーの中に運び込む積荷です。

積荷の内容は、感染させるためのウイルスや、バックドアを作る仕掛けなどを通常は、搭載します。

(06) Social Engineering

内容は ” social engineering toolkit ” の1ツールのみ。

parrot6

このツールはkaliと共通しています。

(07) Web Applications

内容は以下の3ツールです。

parrot7

頻用ツールの比較

Kaliの頻用ツール

以下の9ツールです。

kali
aarmitage
bbeef-xss
ccrackmapexec
dmetasploit-framework
emsfpc
fnetexec
gsearchsploit
hsetoolkit
hsqlmap
iterminater

Parrotの頻用ツール

parrotの頻用ツールは、 ” websploit ” の1項目だけです。

parrot
awebsploit

kaliとparrotの両者の頻用ツールに重複はありません。

まとめ

この分類 ” Exploitation Tool ” では、kali9対parrot55、共通は2ツールでした。

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