2023/6/11 突然kali on ラズパイが起動しなくなってしまいました。
kaliの起動画面が途中まで流れるのだけれど、止まってしまいます。
起動メッセージを見ると、どうやらファイルシステムが正常にマウントされていないようです。
現ラズパイのmicroSDのスロットがきつくて、出し入れ時に結構力を加えていたからなあ。
2023/8/11 追記:microSDを左右に小刻みに動かしながら引き抜くと、割とスムーズにスロットから引き抜けることが分かりました。
microSDを出してみると表面にも傷があります。(中がどうかまでは分かりませんが)
microSDなしで起動するとRaspbian OSの起動画面になりますので、microSDに載っかっているkali linuxを途中までは読み込んでくれてはいると思われます。
このmicroSDを再フォーマットして、kaliを再インストールすれば大丈夫かも知れませんが、microSDが物理的に損傷している可能性も高いので(だからこそ読み込み障害の原因となっている可能性も高いので)microSDを買い換えることにしました。
2023/8/11 追記:このmicroSD、結論から言うとkaliを再書き込み出来ました。
ラズパイは実験機として使用していたせいでmincroSDには大したデータは入っていないし約2000円の出費で済みそうです。インストールは日本語化がやや面倒かな。
microSDはAmazonで1980円で新たに購入しました。256GBのA2です。
使用期間は昨年8月から10ヶ月ほどですので1ヶ月198円、まあランニングコストとして割り切りましょう。
こういうときは、本体価格が安くて、中に何の重要データも入っていないこの環境は最強です。
大まかなインストール手順
parrotインストールの時にも示しましたが、概ねそれと同じ手順です。
- 作業用PCとmicroSDを用意し、microSDカードをPCにUSB接続する(microSDは再フォーマット)
- 作業用pcにラズパイイメージャ(OS用書き込みソフト)をダウンロード
- 作業用PC上で、ラズパイイメージャを使って、OSをmicroSDに書き込み
- microSDをラズパイにセットして電源を入れる
作業用pcとmicroSDを用意
ラズパイはmicroSDをストレージとして使用します。そこにまずOSを書き込む必要があります。しかし最初はラズパイ上で書き込むことができませんので、書き込みのために別の作業用PCを使います。
作業用PC
PCはWindowsでもMacでも大丈夫です。ラズパイイメージャ(ラズパイ用OSの書き込みソフト)にはMac用とWindows用の両方あります。
2023/8/11追記:MacよりもWindowsを使用した方が安定しているようです。Macでは途中で読み込みエラーが出ることがあります。
microSD
ラズパイにおいてストレージとして利用します。今回のは256GBを選びました。なおkaliのOS自体の大きさはダウンロード時が2.3GB、展開時が12.88GBです。フォーマットしておきます。
ラズパイ・イメージャのダウンロード
ラズパイホームページに行き、イメージャ作成ソフトのダウンロードページで、これをダウンロードします。これをダブルクリックで展開し、ラズベリーパイ・イメージャを立ち上げます。
まだこれはOSではなく、ラズパイが認識可能なようにmicro SDにOSの書き込みを行う専用ソフトであり、それを起動させた所です。
ラズパイイメージャでkaliをmicroSDに書込
ラズパイ・イメージャの左ボタンをクリックします。
” other specific-purpose OS ” を選択します。
” kali Linux ” を選択します。
” 32bit ” 又は “64bit ” を選択します。
microSDの指定
中央のボタンではmicroSD(書き込み先)を指定します。
書き込み
” 書き込む ” ボタンを押すと、書き込みが始まります。
書き込みが終了するとそのまま確認フェーズに移ります。
私の環境では約30分弱で完了しました。
microSDをラズパイに差し込み電源を入れる
無事立ち上がりました。
初期IDは、 ” kali “
初期パスワードは、 ” kali ” です。
まとめ
kali on ラズパイ4Bが突然起動しなくなったため、ストレージ(microSD)を新調し、再インストールしました。
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